クラウドファンディングで受注生産したビジュアル設定集が無事に支援者の皆様の手元に届いて一安心の津島です。
初めての同人誌製作でしたので色々至らぬ部分もあるかと思いますが、楽しんでいただけるといいなぁと。それだけです。
さて、今日は小さな進捗情報。
シナリオの文章をゲームに表示させる
シナリオと簡易台本を製作し、それをゲームに注ぎ込む作業中。
今までに何度も何度もゲーム制作ではこういった作業を行って来ましたが、結局実際のゲームで表示するまでは完成じゃない。手直しが入るわけです。
シナリオは結局変わっていくものだ!
たとえば、文字数。改行具合。メッセージもビジュアルの一つですから、変なところで切れてしまうのならセリフを変える、言葉選びを変える。こういうことも実際のゲーム画面に表示しなければわからない部分です。
その他にも地の文とのバランス。基本的に台本に地の文は書いていません。
私の場合、セリフをゲームに移しながらその場で地の文を作っていきます。下書きも特にありません。
地の文によって、あとに続くセリフも変わって来てしまいます。丸ごとカットすることもあれば、そのシーンの登場人物が入れ替わることもしばしば。
グラフィックを見ながら考えるので、実際のゲーム画面を見ないと作る事が難しい。
そうやって何度も何度もゲーム画面と見比べながらゲームは出来上がっていきます。これを約2年間、毎日繰り返します。マウスは1年で最低2回は買い替えることになります。クリックの繰り返しでヘタっちゃうので。
ゲーム制作って異常ですよね(笑)
同じ画面を何度も何度も何百回、何千回と見続ける。
特に個人制作は全て自分でやらなくちゃならないので、恐ろしい時間同じシーンを何度も何度も何度も何度も……10秒のシーンですら数十回では済まない回数、繰り返し見続ける。
少なくとも私は自分を正常であるとは思えません。はたから見りゃ確実に異常者、ド変態。でもそれがきっとゲーム制作者なんでしょう。他のゲーム制作者の皆様はもっと異常者です。これは賛同を得られると思います(笑)
そんな異常者が作る異常者の殺人鬼・セディ。今回は登場シーンをぐっと絞っています。その代わり、エド、グレイ、レトの活躍シーンを増やしています。
続編は『トライモント市警本部・特別捜査ユニット』にスポットを当てた物語なので、自ずと彼らの出番も増えます。
主人公のカサイを中心にゲームは進行して行きますが、どうにかうまい具合にエド、グレイ、レトの物語も混ぜ込んでいきます。どうにか(笑)
まぁ、話を繋げたり構成力はある方なので、そのあたりは難なくクリアできるでしょう。
前作のLoose Lips(SIDE:foggy)では、サイドストーリーが本編外扱いでしたが、今回は彼らの活躍もしっかりと本編で描く。チームとしてのカサイ達を楽しみにしていただけるといいなぁと思います。
今後の進捗について
しっかりとした進捗は月1、Ci-enで出していきます。
それ以外は個人のツイッターでつぶやく程度にして、今後はあまり表に出さないようにしようかと。
難しいところです。露出は増やしたいけど、シナリオゲーなのであまり情報を出しすぎる事はできないしとジレンマを抱えています。だけど作ったギミックなどはどんどん出せるといいなぁとは思っています。