今年も夏が終わっちゃう。あぁ、諸行無常!
皆様はどのような夏をお過ごしになられたのでしょうか。
ここ数年、私はもうすっかり落ち着いた夏休みを過ごしています。
ヤクルトを大量に飲んだり、プールで編み出した変な泳ぎ方をしたり、世界最強の水鉄砲で股間を狙い合ったり。もうさすがにこんなことはしていません。
馬鹿なことはすまいと、はしゃぎすぎないように夏休みを過ごしています。
今年は体調が絶不調で痛み止めを飲み、あまりの痛みに絶叫しながら過ごしました。いつもの内蔵疾患の合併症です。
そんな痛みがやって来る数時間前――――
私はのんきにクッキーを焼いていた。
はじめての手作りクッキー
子供の頃、下の兄弟がよくクッキーを焼いてくれました。
私はと言うと料理はできてもお菓子作りは全く出来ず、あれはまさに化学であると計量の難しさに手を焼いていました。(クッキーを焼けよ!)
何よりも信じられないほどの不器用!
手の手術をしてからはもっと動かない!
そんな私でもたった15分でそこそこ美味いクッキーが作れてしまった!
材料
マーガリン 30g
砂糖 大さじ2とちょっと
残念なことに、バターなんて高級品はない。
バターのある家は基本的に金持ちだと思っているふしがあって、人が来ると「なんでないの?買わないの?」と驚かれる。言わせるな、貧乏なんだよ!
ちなみに子供の頃、トラピストのバターが贅沢品だった。
何かの拍子にうっかりといただくことがあったのだが、なぜか我が家では料理に使わずバター醤油ご飯として使うという暗黙のルールが存在していた。
作り方
ジップロックにマーガリンを突っ込んで揉む。
ひたすら揉む。無心に揉む。
そのあと、砂糖を突っ込んで揉む。
ザラザラするけど揉む。無心に揉む。
いい感じに混ざったら薄力粉を入れて揉む。
すると粘土っぽくなってくるのでこねる。
あとは丸めてポーン!
なんだよこれ!
煎餅かよ!
おばあちゃんのぽたぽた焼と見間違えるほどの煎餅感!
何故だ。ひび割れてくる。パッサパサだ。
実際は『キャッサバかよ!』と思ったけど伝わりづらいので改変した。
この辺りで不安に包まれる。
無事にクッキーとして完成するのだろうか。
でもカントリーマアムはこんな感じだし、案ずるほどでもないか。
いや、でもこんなものは見たことがないなぁ。
どうしよう、新たなお菓子を生み出してしまったのかも?
特許をとって、お菓子屋さんとして残りの人生を歩むのも…
と、こんなふうに焼き上がるまで疑心暗鬼。
焼き方
型がなかったので手袋はいた手で丸めて作った分厚いクッキーと言うことで、一度200度3分で焼いて、そこから更に170度12分で焼きました。
刮目!
なんかすごくロックな見た目。岩だよ、こりゃ。
ハードクッキーが完成した!
固いけど美味い!
懐かしい味!
甘さもちょうどよく、コーヒーと美味しくいただきました。チョコチップが入っていてもなかなか乙かもしれない。
洗い物も少なくて済むし、15分で焼き上がるし、これからどんどん作って行こうと思いました。
夏休みも終わりと言うことで、クッキーだけじゃなくゲームも頑張って作っていきます!