Loose Lips(SIDE:foggy)をより楽しむ為に!
現在公開中の「Loose Lipsシリーズ」は…
Loose Lips(SIDE:rainy day) Loose Lips(SIDE:sunny day)【後日談】 Loose Lips(SIDE:foggy)【正式続編】 Loose Lips(1979-1985)【前日譚】
が公開されています。
そこで正式続編の「Loose Lips(SIDE:foggy)」をより楽しめるように、Loose Lipsシリーズのストーリーを簡単にまとめてみました。
Loose Lips(SIDE:rainy day)
全ての始まりはこのゲームから。
キャッチコピー:雨の夜はいつも君を思い出す ゲームジャンル:クリックADV 特徴:R15・BL・サスペンス・バイオレンス・クライム・シリアス 価格:無料
あなたはただ話を聞くだけ
唇から秘密が溢れていく…
都会の警察署から捜査になれていない田舎警察へと異動になって1年
刑事のトール・カサイはある連続殺人事件の容疑者を取調べることに
意味深長にこちらへと微笑む若い男
緩んだ唇から全ての秘密が溢れた時、事件の裏に隠された真実が姿を現す――――
「僕らは都合よく、過去の記憶を忘れ去るんだ」
容疑者の男・セドリック・スウィーニー(以降、セディ)
セディを警察署で取り調べる所からゲームは始まります。
男の口から語られるのは、自己弁護論でも、否認の言葉でも黙秘でもなく「君の秘密」でした。
初めて会ったこの青年は、取り調べ室で刑事カサイの秘密を喋ると言います。
開始の時点で二人の間柄の謎が浮かび上がり、ウルティモア連続売春婦殺害事件の取り調べを通して、容疑者セディと刑事カサイの隠された秘密を知っていく…
ネタバレ
実は二人は初対面ではなく、セディが10代の頃に体の関係を持った過去がありました。
刑事のカサイはその記憶を封印し、なかった事にしてごく普通の生活を送っていたのですが、それをセディは許さなかった。
カサイに逮捕される為にウルティモアへと越して、殺人を起こし、カサイの妻と親しくなり自宅へと侵入します。
最終的にセディの秘密の告白により、カサイは地獄へと引きずり込まれました。
その当時の話はゲーム内の小説で語られています。
*/*/1979(23歳のカサイと10歳のセディ)
*/*/1985(29歳のカサイと16歳のセディ)
ゲーム開始時は1994年と言う設定です。
過去カサイがセディに何をしたのか、或いは何をしなかったのか。
これを読むと、なぜ「雨の夜はいつも君を思い出す」のか、理由が分かるようになっています。
過去の二人の話がゲームになりました!
ゲーム(無料)
再公開しました。
Loose Lips(SIDE:sunny day)
Loose Lips(SIDE:rainy day)の後日談。
※LooseLipsエンドのあと
キャッチコピー:狂った男と狂わされた男の危険なDrive ゲームジャンル:クリックADV 特徴:R15・BL・サスペンス・バイオレンス・クライム・シリアス 価格:250円〜
刑事を辞めたカサイは再びあの男と――――
窓の締め切った車内で滴り落ちる汗
窓ガラスが徐々に曇っていき、セディの唇が耳元で歪む
「I wanna die with you…」
狂った男と狂わされた男の危険なDrive
地獄に落ちたあとの二人
セディは33人の女性を殺害したことで死刑判決を受けます。
ゲームは死刑囚となったセディの元へ刑事をやめたカサイが面会する場面で始まります。
これは「Loose Lips(SIDE:rainy day)」のLooseLipsエンドの時点で、既に描かれていた部分です。
探偵となったカサイがセディに事件記録を届けています。
司法省がトライモント市警のボスを通じ、セディに事件への協力を要請しているのです。
ネタバレ
このゲームから、元刑事×シリアルキラーのバディものに変わります。
司法省からの命令で事件を二人で追って解決していくのですが、今回はセディが試験的に釈放され、死刑囚の身でありながら極秘に塀の外へと出る事に…
ですが、檻から出た死刑囚が大人しく従っているわけがありません。
セディはすきを見てカサイの車のガソリンタンクを壊します。そのせいで車は人気のない山奥で止まってしまいます。
蒸し暑い車内に二人だけ。
セディがカサイへと身体的接触を求めます(手を握る程度)
それを受け入れるか受け入れないのかはプレイヤーの選択次第ですが、どちらにせよカサイのセディへ対する思いに変化が生まれます。
死刑囚が死刑にならないことへ安堵するカサイ。徐々にその心が蝕まれていく様子が見られます。
また、この後日談から刑事のエド・フィッシャー(以降、エド)が登場します。
新米刑事で少し頼りない部分もありますが、捜査ユニットの一員です。
ボスに可愛がられており、見込まれてカサイとセディの監視役に抜擢された優秀な刑事です。
ですが「大学生のお兄ちゃん」などと現場では軽んじられてしまうタイプで、悩みながらも奮闘します。
カサイがトライモント市警にいた時に解決した事件の報道を見て、カサイへと刑事としての憧れを抱いていました。
ゲーム(有料)
設定集と攻略付き。
シリーズ2本セット(Windows・MacOs)
シリーズ3本セット(Windows)
Loose Lips(SIDE:foggy)
Loose Lips(SIDE:sunny day)の続編。
※LooseLipsエンドのあと
キャッチコピー:この声は神の導きか、それとも悪魔の囁きか ゲームジャンル:ノベルゲーム 特徴:R15・BL・サスペンス・バイオレンス・クライム・シリアス 価格:お試し版無料
本格的にエドが捜査ユニットに加わり、新たな事件を捜査していきます。
ですが、推理小説ではないので難しいトリックやロジカルな話はありません。
LIKEMAD_GAMESの作品らしく、シュールな笑いが時折挟まれていたり、毎度お馴染みのシャーロックホームズネタがあったり、パロディを見つける楽しさも残してあります。
五里霧中
この(SIDE:foggy)から、カサイは身動きがとれなくなります。
タイトルにもあるように「fog」がテーマ。
霧の中で右も左も分からなくなり、手探りで進むことも難しくなる。
何が正しいのか、何が間違いなのか。セディと共に過ごす時間が増えれば増える程、常識は欠落し、異常な感情に支配されていきます。
濃霧に包まれ、耳元で囁かれる声を頼りに進むのみ。
全ての決断を他人に委ね、判断せずに済む免罪符を得る。
堕落した非常にカサイらしい物語になっていくと思います。
もがいて葛藤し、浮上するのか沈むのか。
シナリオを書きながら、なかなか面白い展開だなと思っています。
今後、新しいキャラクターが登場する予定です。
物語も大きく動いていきそうです。
カサイとセディも、今までよりも発展した関係に踏み込んでいくことになると思います。
それは性的な描写が明確化すると言う意味ではなく、飽くまでも関係性です。
たぶんBLというものは、そういう所が醍醐味なんじゃないかと書いていて感じました。
色んな事件を通しながら物語は進んでいくのですが、事件を考えられない時は日常回になると思います。
ゲーム(体験版)
ダウンロード版(Windows・MacOS)
ブラウザ版(Windows・MacOS・スマホ)
ゲーム(製品版)
※先程上で紹介した【ゲーム(有料)】と同じ商品です。
シリーズ2本セット(Windows・MacOs)
シリーズ3本セット(Windows)